2021.09.04

小さな店舗を造りました…

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小さなコンテナ(ユニットハウス)の店舗を造りました。

場所は福岡市博多区住吉3丁目…

柳橋連合市場から博多駅に向かう「住吉通り」という幹線道路沿いの約3坪の土地。

日頃お世話になっているお客様に「ここに店舗を造ってみたら…」というアイデアと地主さんをご紹介いただき土地を譲っていただきました。今まで何度も通っている「住吉通り」ですが、こんな小さな土地を認識することはなく通り過ぎていました。

中洲にほど近く周りには一人暮らし向けのマンションが数多く建っています。現地に立っているとウーバーイーツやフードパンダのバッグを背負った自転車が行きかっていて、デリバリー専門のお店をやるにはうってつけの場所だと確信しました。

すぐにユニットハウスのメーカーさんに出向き、この広さの土地でコンテナが建てられるか相談して製作に取り掛かりました。

土地のサイズに合うユニットハウスを工場で製作しトラックで運んでクレーンで移動してポンと置いて簡単に出来上がると思っていました。 ところが…

用途は商業地域で準防火地域に指定されていて、10㎡以下の建築物であっても確認申請を要する地域で、つまり戸建てやビルを建てるのと同じ行程が必要なことが分かりました。そうすると費用は想定の1.5倍はかかります。焦りました…

 

それからコンテナ店舗の設計に詳しい設計士の方をご紹介いただき、その方にコストと工事監修をお願いしてようやく進みだすことができました。

恥ずかしながら、不動産会社でありながらそんなことも知りませんでした。

ユニットハウスを置く土台(基礎)を造らないといけない…

水道管は生きているが、排水管がつぶれていてやり直しを水道局に申請しないといけない… それに時間がかかる…

電力は、電柱の配置がうまく配置されていないのでお隣のビルを経由してつなぎ込まないといけない…

次々と問題が出てきて、それをクリアしてようやく完成しました。

 

ここを借りてもらうテナントさんは中州で焼き鳥店をやっている飲食店の方で、テイクアウトやデリバリー店舗をつくります。コロナ禍の新たなチャレンジとしてのお取り組みです。

やってみないと分からない…

いろいろ難題にぶち当たりますが、チャレンジすること、トライすることにこれからも取り組んでいきます。

次はどんなのを造ろう…

 

 

 

2021.09.04 | Posted in BLOG | |

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